「少子高齢化を言い訳にしない」成田悠輔氏が説く経済成長の枷

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▶日本の初耳学【公式】「大反響!続編!イェール大学助教授・成田悠輔×林修★少子化して滅びたっていい!?その真意とは!?」

諦めを少子高齢化のせいにしちゃってる

Q
「なぜ日本は経済成長しないのか」

成田悠輔氏
「重要な仮説は機械化とか自動化なんですよ。
人間じゃないものを使って経済を維持していかなくちゃいけない。
工場とかにどんどんロボットとかを導入して、製造プロセスを自動化していくみたいなこと。
本当であれば日本がそれの一番先頭を行っていなくちゃいけないってことだと思うんですよね。

で実際高齢化している他の国で、ドイツとか韓国とかそういう国を見てみると、機械化みたいなのがものすごく進んで、それと同時に年率数%くらいの一人当たりのGDP成長率を成し遂げられてるっていうデータがあるんですよね。

そういう意味で言うと少子高齢化みたいなものっていうのを、もうどうにもならないっていう、国を沈めてしまう解くことのできない問題としてそれを言い訳に使わないってことが重要なのかなって。
でそれと向き合って、少子高齢化するなかで何をすればいいのかって考えるっていうポジティブな方向が重要なんじゃないかっていう気はしますね。」

機械化できない理由は日本人の努力至上主義

機械化、自動化、AI化が進めば人間の職業が奪われて失業率が上がるのでは?という疑問を数年前から方々で聞くようになりました。
そして「自分の仕事は大丈夫なのか?」と危機感を抱く人も増えていると思われます。

では、視点を変えて「そもそも『働かざるもの喰うべからず』という価値観がすでに間違っているのでは?」と考えてみるのはどうでしょうか。

機械が働き人間はその利益だけを享受する、という一昔前のSF映画のシチュエーションみたいな社会。

「機械の所有者だけが儲かるのでは?」
「働かない人に利益は分配されないのでは?」

という疑問は『税金で回収して社会福祉として全国民に配る』という方法で解決します。
そしてこれこそまさにベーシックインカムの仕組みだと言えるのかも知れません。

▶『ベーシックインカムはオワコン日本を救えるか


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