「若者は選挙に行っても意味がない」成田悠輔氏の提言はデータで見ても一目瞭然

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▶成田悠輔✕林修「この時代を生き抜くための考え方とは?」

若者が選挙に行っても選挙結果は変えられない

林修氏
「若者の選挙離れについてはどうお考えですか?」

成田悠輔氏
「若者よ選挙に行こうみたいな話ってあるじゃないですか。
あと若者の政治参加。

ほとんど意味無いんじゃないかなって思うんですよ。

そもそもいま日本で若者って、すごいマイノリティー。
で30歳未満の日本人って、25%くらいしかいないんですよ。
日本人の中での若者は超超マイノリティーなんですよね。

ということは、ちょっとやそっと投票率が上がって60~70代の人と同じくらい若者が選挙に行くようになったところで、超超マイノリティーだった人が超マイノリティーに変わるくらいって感じなんですよね。」

林氏
「実際何年か前に行われた大阪都構想の選挙で、10代から50代まで賛成だったのに60代70代だけが反対してそれで一気にひっくり返ったんですよね。」

成田氏
「なので若者が政治参加しても選挙に行っても、選挙結果を変えられないと思うんですよ。
したがって政治家にプレッシャーを与えることもできないと思うんですよ。

ということは、“若者よ選挙に行こう”みたいなキャンペーンっていうのは、結局心のガス抜き程度のキャンペーンにしかならないんじゃないかなぁと。」

データで見る『有権者数』と『投票者数』

総務省が公表している衆議院選挙の投票率の推移はこのようになっています。

▶総務省「国政選挙の年代別投票率の推移

次に衆院選開催年における日本の総人口のうち有権者にあたる人口を年代別に表します。

※投票権を持たない0〜19歳(H29以降は0〜17歳)を除いた年代別人口

さらに、年代別の有権者数に各衆院選時の投票率をかけると以下のようになります。

若者の投票率が2倍になっても老人に勝てない

上記のグラフのように実際の投票者数(人口✕投票率)としてグラフ化することで、リアルな数値として現状を認識することができます。

例として令和3年の衆院選で見れば、

60代以上の高齢層の投票者数は約2,850万人で全体の46.41%
30代までの若年層の投票者数は約1,220万人で全体の19.84%

この数字を見る限り、たとえ10代〜30代の投票率が令和3年衆院選時(約40%)の2倍にあたる80%に急伸したとしても票数で高齢者を上回ることは不可能ということになります。

成田悠輔氏の提言
『若者は選挙に行っても意味がない』
はリップサービスでもなんでもなく、単純な真実ということになりますね。

▶成田悠輔「老人の集団自決は最強のクールジャパン」


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